2016/8/14

以前SMAPの解散報道が出た時のように、あらゆるニュースで取り上げられると思い、情報を遮断したい気持ちでいっぱいだった。

人がこの件について話していることを聞きたくないため、外に出ると終始音楽を聞いて外の音を遮断。

Twitterを開くことが精神衛生上良くないと知りつつ、TLを眺めて、友人から顔も知らない他人まで、自分の気に障るツイートを見つけるとブロックしたくなる。

 

案の定、わたしがSMAPのことを好きだと知っている人が「大丈夫?」と声をかけてくれるけれど、その親切心が辛い。


その場では軽く受け流せるのに、ひとりになると考え込んで悲しくなって涙が出た。

 

黄色を見れば草彅剛を思い出し、iPhoneのホーム画面にあるデレステのアイコンを見て中居正広を思い出す。

目や耳に入るありとあらゆるものがSMAPとつながってしまい、何もしていないときに自然と涙が出てくる。

 

わたしってそんなに泣くほどSMAPのことが好きだったんだなってちょっと驚いた。

 

 

それだけ身近にいたSMAPがいなくなってしまう。

 


5人が決めたことを受け止めたいのに、受け止められない。

 

苦しい中ここまでやってきたけど、もう耐えられなくて解散って話なら、いつからそうなってしまったのか、今までは何だったのか、ここ数年なんとなく昔よりわかりやすく距離が近くなってきたなぁと思っていたのに、あれは幻だったのか?

 

ネットでは購買運動を呼びかけるファンがたくさんいた。

今さらCDを買って、なにになる?CDを買って解散がなくなるなら、いくらでも買う。買うけど、でももし解散がなくなって、わたしはそれで今まで通りファンでいられるのか?CDを買うことぐらいしか、できることなんてないんじゃないか。

 

受け入れるしかないと覚悟を決める人、こんなのは言わされているだけで事務所が悪いと盲目的な人。

 

いろんな人のいろんな意見で、自分を見失いそうになった。

 


事務所からの発表とか本人達の言葉がどのくらい信じられるものかわからないけど、現時点で正式に発表されているものがそれしかないんだから、今までを思って悲しいような寂しいような気持ちになるし、これからを思うと死にたくなる。


木村拓哉が無念という言葉を使った。もうそんなこと言われてしまったら、ただのファンはなにも言えなくなるじゃない。

本人達には各々が納得できる道を進んでもらいたかった。何も出来ない何の支えにもならないわたしの方が無念。

 


本人達の口から本心を聞けたらと思うけどこの状況でこれ以上に難しいことは無いと思った。